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なぜプリロードを掛けたのか [ビート・サスペンション]

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ふふふ、今回は懐かしネタです。
(V)o¥o(V) さんやtosiboさん辺りしか分らないかな?
コマ探ししてたら、思わず全部読んじゃった(笑)

でもって明日は、今年最後の早朝筑波山。
うっかりすると、もう一回くらい行っちゃうかもしれないけどね〜



え〜と、前回は装着後の初期セットの憶え書きをしました。
おいらは元々、バイクばかりだったので車の事はようわかりません(なぜ関西w)。
んなもんで、セットの考えもバイク系です。

ちょっとググってみても、車じゃサグとか考えないみたい???
ならば皆、何を基準にしてるん?
う〜む・・・

今回はまず、ダンパーのストロークを調べました。
p4.jpg
これやらないと、「あとどれくらい残ってる」とか分らないから。

で、フロントを例にすると、プリ0だとジャッキから降ろしただけで23ミリも縮むわけです。
ストロークが35ミリしかないのに23ミリも沈んじゃったら、残りは12ミリしか無いわけですよ。
伸び側は余裕があるけど。
そこでサグ出しをするわけです。
通常、全ストロークの30%位を基準にするのかな?
今回は40%位沈めてみましたけど。
あっ、本当なら運転席に座って、自分の重さも入れなきゃなんですけど。

でもって、プリロードとはなんぞや? になるわけです。
例えば、シングルレートのサスの数値が10kg/mmだったとしたら、
そのバネは10kg重の力をかければ1mm縮むことを示しています。  
そのサスユニットのストロークが仮に50ミリ有ったならば、
その対応範囲は0kg重〜500kg重までです。 

で、プリロードとは「バネをあらかじめ縮めておく」事です。
じゃあ、上のサスユニットでプリロードを+5ミリかけたらどうなるでしょう?

答えは、「50kg重の力まではサスが動かない(縮まない)」です。 
勘違いしやすいですが「バネが硬くなる」わけではありません。
そして対応範囲が0(50)〜550に変わります。 
これが基本原理です。   

あとは走行してみて、伸び側の事や、フルボトムしてないかとか、
いろんな条件で探ってみて、足りなきゃレートをあげるとか、
逆なら下げるとか考えていかなきゃなりません。


と、解った風でいて、解ってるんだか解ってないんだかな事を書きましたが、
こんな事を考えながらメカニックごっこをしているわけです(笑)


考えの元はといえば、すべてコヤツを弄ってた時の物。
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750をベースに、フロントはバンディットフォーク+R750の社外スプリング。
プリロード掛けたり抜いたり、油面を変えてみたり。
プリロード調整なんか付いてないから、パイプを色んなサイズに切って使ったり。

リアはリアで、400プロアーム+R1100のショックユニット。
後に、スイングアームの垂れ角が変で、リンクプレートを作り直したり、
ショックユニットをR1000の物に変更したり。
悩んだり作ったり大変だったけど面白かった。

そうそう、ミニバイク耐久でモテギ北を走ってた時は、
DCF_0071.JPG
たった3ミリのプリロードの変化で、タイムが全く変わっちゃうなんて経験もしました。


結局の所、自分の思う様にやるのが一番です。
奥が深くて面白いと思うか、いちいちメンドクセーと思うかはアナタ次第。

書く事が無いので、どーでもイイ事を綴ってみました。
んが・・・落札しようと思ってた物の入札忘れました(爆)
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しんたろう


20年ほど前は車高調なんて 高嶺の花でしたよ

あれこれ試して踏んで曲がれるところを見つけて下さいな
インプレ 楽しみに待ってますよ!
by しんたろう (2009-12-27 05:22) 

銀

☆しんたろさん
ですよねー!
おいらは、スタタボにカヤバのクライムギア+タナベのH150って組み合わせでした。
バネなんか遊びまくりwww
一度だけ整備不良で捕まりましたよ( ̄▽ ̄;
by (2009-12-27 16:05) 

(V)o\o(V)

『風を抜け!』ですな。

『赤いペガサス』なんてのもあったね。

by (V)o\o(V) (2009-12-27 16:56) 

銀

☆(V)o¥o(V) さん
正解です〜
そういえば、赤いペガサスって読んでないな。
今度探してみよう。
by (2009-12-27 18:41) 

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