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サンバーの構造変更検査 [サンバーディアスC]

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春から乗っているサンバークラシックの継続車検のタイミングに合わせ、構造変更検査を受けてきました。構造変更検査は中古新規検査と同じ様な扱いになるため、車検を受けるタイミングに合わせました。

この車、サンバーディアス「ワゴン」クラシックという正式名称の通り、元の分類はステーションワゴンで5ナンバーです。それを前オーナーが数年前にバン(貨物)登録へと構造変更を行い4ナンバーになっていました。
どうせトランポとして使ってるんだから4ナンバーで良いんじゃないの?と思うかもしれません。ステップワゴンやセレナの様な普通車であればさほど問題にならないのですが、軽自動車では決定的な問題が出てきます。





それは何かと言うと『積載量』です。
ワゴンをバンに変更する場合、後部座席の2人分(55kg x 2)しか積載量となりません。しかも端数切り捨て(正式な切り捨て分は調べてください)なので、最大積載量は100kgしかありません。
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実はこれ、車を受け取りに行く時に気が付いたんです。「あれ?そういえば何キロ積めるんだ?」って(苦笑) 軽自動車って、貨物にしたらなんでも350kg積めるもんだと思ってましたから。
キャンプ行くだとか車中泊するのに車内を改装するだとかなら良いのですが、GSX-R125ってカタログ値で137kgあるので一発アウトです(笑)

そんなわけで、構造変更を受けてワゴンに戻すことにしたわけです。ちなみに、ワゴンには積載量という定義はありません。
が! 今度は荷室の状態が問題になります。本来は椅子を外したらアウトです。しかし、3列シートなどで最後列シートが取り外し式になっている場合はOKだったり、折りたたんでフラットにできる場合などは、後部空間を全て荷室として使って良いとなっています(詳しくはググって)。

そこでサンバーの本領発揮。
まずは元々のシートやシートベルトを装着。
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キチンと保管しておいてくれた前オーナーに感謝。

そしてこのシート、バンのシートとの違いはリクライニング機構があるかないかだけ。
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なので、折りたたんで収納する事ができます。 つまり、前席から後方は全て荷室として利用可能というわけです。

いちおう、ざっくりと気になった部分を調べて構造変更を受けようとするキッカケとなっただけなので、勘違いや間違っている部分があるかと思います。気になる方はご自身でキッチリ調べてください。

そんなわけで、通常の車検(どちらかといえば中古新規扱い)の検査項目にプラスして、車体寸法やら重量を計測し、写真を撮られたりなんやかんやで無事にナンバーが交付されました。
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バナナですよバナナ(笑)

そうそう、最初の構造変更を受けた際、類別/型式の番号が消えてしまうのですが、
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もう一度最初のワゴンに戻しても復活することはありません。部品注文には必ず必要となるので、これから構造変更を受ける場合はメモを取ることをお勧めします。万が一分からない場合は、ディーラーで車体番号等から調べてくれると思います(私は調べてもらいました)。


明日以降は車検整備に付いて書いていきます。
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