SSブログ

分った!(゜∀゜) [BEAT ビート]

RIMG0724.JPG
そういう事かっっ!


あっ、いや、原因が分ったわけではないんですけどね( ̄▽ ̄;
モンキーを教材に、ポイント点火からCDI点火に改造なんて事を前にやったおかげで、
http://www016.upp.so-net.ne.jp/charmer/noel/noetop.html
何となく分っていたつもりではあったのですが、
実のところ、イグナイターが何してるのかって良く分って無かったですよ。
昨夜の(V)o¥o(V) さんの書き込みと、色々やってみた事、
そして配線図と点火系統を頭に浮かべながら仕事をしていて、
「あっ!」とばかりに全てが繋がりました。
んで、帰って来てからそれらの考えが合っているか、色々調べてみました。

まず、昨日までの間違った考え方から。
おいらの中では、センターコード末端(デスビとのコネクト部。という事はローター接点までか)までは、
常時数万ボルト(?)な電気が来ていて、デスビ内のポイント部で回路オープンになると、
ソレゾレのプラグへ塞き止められていた電気が流れ込むものだと思っていたですよ。
で、一次コイルからイグナイタを通った電気は、ECUに「これだけ回ってるよ〜」って
信号が送られているものだと。
だったら、クランクセンサーとかTDCセンサーは何してんだ? って疑問もあったんですがね。
もうね、ココですでに間違ってんだから原因が分るわけないって訳で(苦笑)

んで、今日気付いたのは、
電源線からの電気はイグナイタ部で一旦塞き止められていて、1次コイルを「流れて」はいない(はず)。
で、イグナイタが信号を受け取ると回路オープンになり、コイルを電気が通過する。
そうすると、イグニッションコイルの構造原理により二次側のコイルに大電圧が発生し、
その電気がセンターコイルを通りデスビへ入り、
まさにそのタイミングにピタリ合うポイントの気筒に
電気が供給されプラグがスパークすると。

ここまで合ってる?

そしたら今度は、じゃぁ「誰がイグナイタに指令を出してるの?」
って事になります。

そもそも、ビートの配線図を良く見れば、
RIMG0725.JPG
イグナイタ→ECU じゃなくて、
ECU→イグナイタ になってるのは一目で分かるんです、あはは。
って事は、ECUから指令が来てる事になりますね。
TDCセンサーやクランクセンサー、回転数やら開度等の情報を元に、
進角遅角を含めた点火タイミングが、
緻密な点火マップによって制御されてイグナイタへ信号を送っている(はず)です。
そんでもって現在では、そんなんだったらデスビもコードもいらんやん
って事で、ダイレクトイグニッションになったんでしょうねぇ。

これはSRX250の配線図。
RIMG0726.JPG
およそインジェクションになる前の、オーソドックスな点火構成だと思います。
バイクの場合、フライホイールで発電と点火タイミングを取っているのが一般的。
(オルタネータ装備車もありますが)
そう、フライホイールの回転を利用し、ピックアップコイルを使って点火信号を出してます。
回路を見れば、ピックアップからイグナイタへ信号が送られているのが分ります。
こちら電気進角なので、たぶんイグナイタ内に進角遅角させる回路が
内臓されているモノと思われます。

でもって次は、GSX750系(ベコ&カタナ)の回路図。
RIMG0727.JPG
もうお分かりですね。
シグナルジェネレーター(要はピックアップコイル)からの電気信号がイグナイタへ入ってます。
こちらは機械式の進角装置。
バキューム進角ではないと思ったから、フライホイル内にガバナでも仕込まれてるのかな?


そんなこんなを照らし合わせていくと〜〜〜
ECUから点火信号が来ていないから電気が流れず、
プラグに着火しない〜って事になるのかな?


そうそう、帰宅後にECUを外してきました。
RIMG0728.JPG
前オーナーに言われていた「ビートガレージさんにてコンデンサは対策済み」に
偽りはありませんでした。


はて、その点火信号を送る役目をしているのはドコ?
ROMんとこ?
原因は分ったとして直る???

うーむ・・・


しっかし、色々勉強になるなぁ、この車♪





nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:自動車

nice! 1

コメント 4

Camel

そうか。そうよね。1次コイルはイグナイタを経由しないとアースと導通出来
ないんだもんね。そりゃサービスマニュアルもイグナイタ・ボディアース間の
導通を確認しろって言いますよね。うーん・・・。まだまだだなぁ(涙)。。。

スペアECUでエンジン掛かったら、ビートガレージさん行きですかね。
トップエンド1000rpmのアドバンテージが無くなっちゃうなぁ(笑)
by Camel (2009-06-02 00:03) 

(V)o\o(V)

GSX750/1100S系のエンジンには、シグナルジェネレータの外側にアナログな遠心式の進角ガバナーが付いてたんだけど(右側にコケると、よくブッ飛んだ。笑)、国内仕様の1100が発売される時に、イグナイタにデジタル進角装置が内蔵されました。

そのおかげで有名な「間引き点火」も可能になってしまったんだけど。

by (V)o\o(V) (2009-06-02 00:18) 

(V)o\o(V)

んーとね・・・また訳わかんなくなっちゃうかな?と思って、
書こうかどうしようか考えたんだけど、一応書いときます。

ECUがイグナイタに指示を出す
 ↓
イグナイタがコイルの1次側に電気を流す
 ↓
ECUが電気を切る指示を出す
 ↓
イグナイタがコイルの1次側の電気を切る
 ↓
その瞬間にコイルの2次側に高電圧が発生する

です。

by (V)o\o(V) (2009-06-02 00:57) 

銀

☆ラクダ氏
早速送ってくれてありがとさんです。
開けて見て気付きましたが、ノーマルはやはり基盤へ直付けでした。
今後の為にもスポーツROM導入かなぁ。
今度は3モードだって?
おいらは1モードでいいんだけどなぁ。

☆(V)o¥o(V) さん
あー!
そういえば右側にありましたねー。
そっかそっか、シグナルジェネレーターとして独立してたんだった。

>流す/切る信号
結局の所、イグナイタへは「何秒電気(信号)が流れるか?」でしょ?
その通電時間でも電気の強さが変わって、低回転/高回転では
必要な電気の強さが違うとどっかで読んだ様な。
まぁ、概略が分れば経路の想像ができるので、
今回の騒動は大変役立つ事柄でした〜♪
by (2009-06-03 00:05) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。