サイドスタンドをカスタマイズ

実物が見たくて近くの販売店へ行った時、真っ先に気になってしまったのがサイドスタンドでした。パイプを潰して曲げただけの簡素な作り、、、。まぁ、どのメーカーもだいたいそんなもんなんですが、ちゃんとしてる（してた）物もあったわけで。基本的な車体価格が安いんだから仕方ないよね。文句があるなら自分でなんとかすりゃイイジャンって訳でナントカしてみました。

これが元々のサイドスタンド。

覚えている限りでは、グースもSRX250Fもモンキーもこんなもんです。SRXなんかヘッドカバーがマグネシウムでできていようが、サイドスタンドはパイプを曲げただけです（笑）

ベースにしたのはバンディット250/400用です。

ヤフオクなら100円くらいで売ってます。もちろん送料のが高いですw
どれもこれもボロばかりな中、写りの悪い画像を頼りにできるだけ良さそうな物を選びます。が、届いてみれば接地面はガリガリ削れて薄くなってる所があったり、引きずられたか何かでガリ傷が付いていたり。接地面は溶接で盛って削ってを数回繰り返して好みの形に整形。

一番の問題はサイドスタンド（仕舞い忘れ防止？）スイッチをオンオフするためのステー。

新規作成しようかと思っていたのですが、どうせもう純正は使わないし、コケて交換になるようなら純正新品を買えば良いしってわけで、純正スタンドから移植。

バンディットのスプリングは錆びて見た目が悪かったのでGSX-Rのを使用します。自由長の違いがある為（硬さも違いそう）、スプリングを引っ掛ける部分のピン位置を移動しました。

せっかくなので若干削れてイビツになってた蹴り上げる時に使うピン？も純正スタンドから移植しました。綺麗に塗装して完成。

実は、10年以上前の話ですが、グースに乗っていた時にも同じ事をしています（笑）

グースではサーキット走行もしていた為にサイドスタンドスイッチは殺していましたので、そのままボルトオンで使用していました。若干「立ち」が強くなったため、停車場所には気をつかう場面も。

GSX-R125に関しては、ノーマルよりも15mmくらい長くなりますが、元が少し「寝気味」な感じがしていたので、個人的には丁度良くなったと感じています。

黙っていれば誰も気づかない、GSX-R125オーナーだけがパッと見た時に「何か違和感がある」程度なプチカスタム。当の本人は非常に満足です。