インシュレーター

キャブレターとエアクリーナーボックスを繋ぐインシュレーターが当初より頭を抱える問題となっていました。マニホールドもまぁ硬くはなってきているのですが何とか大丈夫。しかしインシュレーターは完全にダメです。上の写真、もともと二つとも同じ物です。右は完全にカチカチで長さも足りないし径も縮んでいるのでキャブにハマりません。左のはまだ柔らかさもあり、縮みもありますが固定部をずらせば誤魔化して使えます。ヤフオクでジャンクなエアクリボックスを買っても似た様な状況かと思われますし、新品はもちろん出ません。



友人にお願いして3Dプリンターで試作品を作ってもらったりもしたのですがあまり良い結果にならず。結局どうするか決まらずに先送りしていました。

キャブの整備が終わったので何とかせにゃと思って色々考えていましたが、エアクリーナーボックスを切り刻んでスペースを作り、パワーフィルター的なのを使うのは最後の手段にしたい。雨の日や風の日とか、昔々に苦労した思い出もありますし（苦笑）


そんなわけで、まずは最小限の加工で済ませるべくサムコの耐油ホースを使おうと問い合わせをしてみたら、納期が7月以降だけど絶対ではなく未定とのこと。さすがにそれでは話にならないのでキャンセル。さてどうしたもんかと考えて。。。

ホース、チューブを使う発想は今まで無かったので、それを活かす方向でウレタン素材でパイプを作ってみました。気化ガソリンを含んだ吹き返しにどのくらい耐えられるのかは分からないので暫定仕様ではありますが、これで先に進めます。

最初に作った短い方だと足りなかったので、急遽長い物を作りました。キャブを仮装着してボックスの加工をする際のケガキをするのに短い方が役に立ちました。キャブからは一直線では無かったので、3Dプリンターで製作したやつは上手く作れていても使えなかったかも。

ケガキに合わせてリューターで穴を拡大。緩くなってしまわない様に少しずつ加工。柔軟性のあるウレタンチューブは素材としては大成功。

これでひとまずOKなので、しっかり掃除してキャブをセット。ケーブル類やホース類も合わせてセットします。

ホースバンドでしっかり固定してひとまず完成！