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ステムベアリング・リアサスリンク [KSR-II]

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部品が揃ったので作業していきましょう。まずはロアブラケットのレース打ち込み。特殊工具が無くても大丈夫。古いレースを逆さまに当てがって、どこにでもある廃インナーチューブで叩き込み。別に鉄パイプなら何でも良いです。インナーチューブ交換とかしたら、取っておくと色々役立つのでオススメです。




続いてヘッドパイプ。
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こちらも抜き取ったレースを当てがってコツコツと叩き込み。曲がってしまわないよう、叩く場所を変えながらまっすぐ挿入します。

ベアリング球は純正だとクソ高いので代替品。サイズさえ分かれば普通に買えます。
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砂粒みたいなサイズからビー玉みたいのまで様々。今回はXSの時も利用したメーカーの物。バイク用に合わせて販売しているので10個単位で買えるのです。余った分は、プラモ塗料の瓶に入れると撹拌球になって良いですよ。

グリスをたっぷり塗って並べます。
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ヘッド側も。
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球を落とさないように気を付けて組み込み。
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ん?と気になったので良く見たら、
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マイナスドライバー的な物で叩いた形跡がある。以前関わった人は何をやろうとしたのか。私はレンチを使うのでこういう跡は付きませぬ。


続いてリアリンク。
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フルベアリング化されて戻ってきました。合わせて黒の縮み塗装をしてくれるのですが、三角形の方はせっかくまだメッキが綺麗なので無しにしてもらいました。塗るのはいつでもできますし。

で、ひとつ気になったのは、幅を合わせる関係から脇にハミ出してベアリングのケースがモロ見えな事。
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泥水とかガンガン浴びるじゃないですか。このベアリング化が定着して以降、結構昔かと思うけど何も変わって無いのだから気にする方がおかしいのかなぁ。昔弄った事のあるのだと、NSR250なんかはちゃんと蓋されてますし。

そんなわけでちょっとだけ対策。
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4mmのゴムシートを皮ポンチで抜いてワッシャーを作ります。

こんな感じで当てがって使用。
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実際に組み込む時は硬めのグリスでも塗れば、多少なりとも水やホコリの侵入を防げると思うのです。。。防げると良いなぁ。

組むとこんな感じ。
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ベアリングケースにグリスを塗っただけだとあっという間に砂まみれでしょうけど、これなら結構ガードされると思うのです。ま、定期的なメンテナンスは必要でしょうけどね。



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