KSR80・バックステップ [KSR-II]
KSR80のステップ周りを大幅に作り替えました。とにかくバンク角が足りないのです。
使用したのはGSX-R125のステップ周り一式。現行車種を流用すればしばらく部品供給の心配は無いですし、私の場合はスペアパーツの共用化が図れるからです。
上の写真は完成したものですが、パッと見て違和感なく仕上がっているのではないかな?と思っています。なるべく「やってます感」を出さずに作りたかった。
一般的に用いられているアップステップもやってみたのですけど、キックペダルとの兼ね合いがなかなか難しく、上げれば下げられない、上げるだけだと足の位置がどんどん変になる。結局は気に入らなくて今回の改造となりました。
まずはベースとなるプレートを溶接。スイングアームのピボットシャフトが脱着できる様に切り欠きを入れました。
ここにダイレクトでステッププレートを取り付けても良いのですが、それだと後々ポジションを変更する事が困難になるため、もう一枚プレートを噛ませます。
左側は制約が少なく、自由度が大きいので簡単です。そのため、先に困難な右側を決めてからこちら側の制作に入りました。
問題の右側完成写真。上手く収まったかな。
一番の問題はキックペダルとブレーキペダルとの干渉。それと畳んだ時のキックペダルとフレームとの兼ね合い。さらに、公道仕様の為にきちんと機能させたいブレーキスイッチが、ステッププレートの裏側にあるのでフレームと干渉する問題。細かいところではブレーキマスターカップの装着方法も併せて考えなければいけません。
キックペダルは元のパーツをベースに切ったり足したり曲げたり。
マスターカップのステーは丸棒を使ってさりげない感じに。
ステップ周りが完成したら、切れ角が大きすぎるのでハンドルストッパーも作成。
これでようやく桶川に持ち込めそう。
低くしたハンドルと相まって、ポジションはとても自然な感じで普段乗りもとても楽チン。パッと見の違和感も全然無いかなと。
2023-06-25 17:30
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